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ホーム > 筋力トレーニングやダイエットにお勧めの食材 > 水溶性食物繊維が豊富な柑橘類の内皮
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柑橘系の果物の内皮(白い部分)と袋には、肥満予防効果のあるペクチンなどの水溶性食物繊維が豊富に含まれます。ペクチンには整腸作用があり、下痢や便秘を予防する効果があります。また血液中のコレステロール、なかでも悪玉と呼ばれているLDLを下げる働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にも効果があるといわれています。
水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、お腹の中でどろどろになり、皮下脂肪の元になる余分な脂質や糖質の吸収を阻害します。 糖は小腸で吸収され、血液へ流れます。血液に流れ込んだ糖はエネルギーとして細胞に振り分けられ、消費します。しかし、使い切れない余分な糖は、脂肪として溜め込まれてしまいます。水溶性食物繊維を含んだ食事を摂ると、どろどろになった食物繊維が糖質を包み込み、小腸から血液に糖が吸収する早さが緩やかになります。その結果、余分な糖が脂肪として溜め込まれにくくなります。
脂肪は小腸で分解され、血液で吸収されます。お腹の中でどろどろになった水溶性食物繊維は、脂肪を包み込み、分解を阻止して余分な脂肪やコレステロールの吸収を抑え、身体の外へ排出してくれます。また水溶性食物繊維は大腸内の善玉菌のエサになり、腸を若返らせる効果もあります。
この水溶性食物繊維の性質を利用し、食事と一緒に、又は直前に、ジュースミキサーで内皮ごとジュースにした柑橘系の果物を摂ることで、糖や脂肪の吸収を抑えることができます。グレープフルーツや、夏みかんなどのすっぱい柑橘類は、みかんやオレンジなど、甘い柑橘類とミキサーすると飲みやすくなります。ただし、みかんやオレンジは果糖が多いので、量は控えた方がよいでしょう。そのまま食べる際は、白い内皮ごと、よく噛んで食べると、水溶性食物繊維を豊富に摂ることが出来ます。
柑橘類の内皮(白い部分)にペクチンなどの水溶性食物繊が豊富に含まれています。
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