2004年12月に発表された医学論文によると、76人の糖尿病患者を無作為に2組にわけ、「寒天を食べる組」と「寒天を食べない組」で3ヶ月後にどのような違いがでるか検証しました。その結果、夕食前に170グラムの寒天(寒天食物繊維2.0グラム分)を食べた組は、血糖値、コレステロール値、体脂肪率、血圧のすべてが「寒天を食べる組」の方がより改善していることがわかりました。
● 水溶性、不溶性両方の食物繊維を含む
寒天は身体に良い健康的な食材ということが医学的な見地で発表された、是非健康維持やダイエットに利用したい食材です。寒天は食物繊維が豊富ですが、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含む珍しい食材です。食物繊維が多い食品は腹持ちがよく、食べ過ぎ、間食を防いでくれます。
水溶性食物繊維の働きは、水に溶けてゲル状になり、腸内で善玉菌の栄養となります。これが腸内環境を整え、排便を促し、便秘解消につながります。
不溶性食物繊維は水を吸収したまま腸壁を刺激し、腸の運動を活発にして便を柔らかくし、排泄する作用があります。便や腸内の有害物質を体外に排出する働きもあります。
● 糖の吸収を抑えてくれる
食前に寒天を食べると寒天の水溶性食物繊維がどろどろのゲル状になり、摂取した糖をくっつけ、体内への糖の吸収スピードが緩やかになり、小腸での栄養吸収を和らげて、血糖値の急な上昇を抑えたり、コレステロールを減少させる働きがあります。その為、脂肪が蓄積されにくくなります。
● ノンカロリーの食材
寒天自体はノンカロリーで、いくら食べても太りません。しかし味もないので、実際は何かしらの味を付けて食べる事になります。粉にした寒天も多く市販されていますので、工夫次第で色々な料理ができますが、やはり低カロリーの味付けが好ましいでしょう。トコロテンにして、酢醤油で食べれば大変ヘルシーですが、飽きてしまわないよう、水寒天に甘さを控えた黄粉や黒蜜をかけたり、低脂肪乳に少しの甘さを加えた寒天牛乳などのデザート、お茶にまぜて飲んだりと、食前に寒天を取り、ダイエットに活用しましょう。自分で作らなくても、近年の寒天ブームにより、多くの寒天製品が出ているので、活用するのもよいでしょう。
● 色々な寒天製品
購入した寒天製品を紹介しますが、もちろんこれら以外にも多くの製品がありますので、ご自分の好みで選ぶと良いでしょう。ただし、そのまま食べる製品は、万人にうけるような味にしてある為か、カロリーが高いようです。
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