玄米は日本人の主食の白米に比べ、非常に栄養価の高い食物です。しかし、硬くて独特の匂いがある為、栄養があるとわかっていても、口にする機会は少なく、せっかくの栄養を摂っていません。また、玄米は表面のぬかや胚芽が硬く、食べ辛く不味い印象がありますが、数時間から、3日間(発芽玄米にする場合)水に浸して、正しい分量の水加減で炊くと、とても美味しく食べれます。硬めのご飯が好きな方は、白米が物足りなくなってしまうほどです。
白米、玄米両方を食べ比べると、どうして玄米を食べる人が少ないのか不思議でなりません。玄米が不人気な理由に、不味いということが一番にあげられますが、不味いどころか、とても美味しく食べられます。新米を精米した直後のお米も、おかずがいらな程の美味しさですが、白米とは違う美味しさが玄米にはあります。適度な甘さと、本当に心地よい歯ごたえが楽しめ、白米では歯ごたえ、甘みとも物足りないように思います。玄米は味の面では全く苦にならない方が多いでしょう。
残念ながら欠点もあります。炊いた直後にモヤシのような匂いがします。純粋に味を楽しみたい人には邪魔な匂いになってしまうでしょう。おそらく発芽させた玄米の芽がモヤシのような匂いの原因だと思います。しかし、慣れてしまうと気にならず、炊きたてがもちろん美味しいですが、レンジで温めなおした玄米も美味しく食べれます。硬めのご飯が好きな方は、白米が物足りなくなってしまうほどです。
● 栄養価に優れた玄米
玄米は歯ごたえが心地よく、何度も噛むことで満腹感が得られるので、ダイエットに効果的です。栄養価も非常に高く、白米に比べ、下記の様な成分があります。
食物繊維: 6倍
ビタミンE: 14倍
ビタミンB1: 5倍
ビタミンB6: 4倍
ナイアシン: 5倍 |
鉄分: 3倍
カリウム: 3倍
マグネシウム: 5倍
ギャバ: 3倍 |
このように大変栄養価に優れています。また、水につけておくことで簡単に発芽させることができ、購入すると値段の高い発芽玄米を作ることができます。発芽玄米は白米に比べ、ギャバが約9倍も含まれています。
玄米に含まれるフィチン酸の働きにより、糖を吸着して排出させます。その結果、血糖値、中性脂肪値が改善されます。また、フィチン酸は有害ミネラルも吸着し、排出させる働きもあります。イノシトールは抗脂肪肝ビタミンと言われ、肝臓の機能を改善する働きがあります。ギャバは脂肪を分解する効果があります。
発芽玄米は、タッパーなどに玄米を水に1日〜3日浸していればできあがります。水は6〜8時間おきに取り替えるのですが、24時間つけっぱなしでも、問題なく炊けます。炊く際は水を取り替える必要があります。本来は30度のぬるま湯に浸すのですが、常温の水でも大丈夫のようです。浸す時間は時期や、玄米の乾燥具合で異なります。
多くの書籍では、白米に、1割、2割、3割〜・・・と、次第に玄米の割合を増やして、慣らすとありますが、いきなり玄米だけでも充分美味しいです。できればガスの炊飯器ですと、さらに美味しいように思います。白米の数倍の栄養価と満腹感、心地よい歯ごたえと甘味を楽しんで下さい。
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