玄米(発芽玄米)   

栄養価に優れ、満腹感の多い玄米(発芽玄米)

玄米と白米
玄米                      白米

 

玄米は日本人の主食の白米に比べ、非常に栄養価の高い食物です。しかし、硬くて独特の匂いがある為、栄養があるとわかっていても、口にする機会は少なく、せっかくの栄養を摂っていません。また、玄米は表面のぬかや胚芽が硬く、食べ辛く不味い印象がありますが、数時間から、3日間(発芽玄米にする場合)水に浸して、正しい分量の水加減で炊くと、とても美味しく食べれます。硬めのご飯が好きな方は、白米が物足りなくなってしまうほどです。

栄養価に優れた玄米

玄米は歯ごたえが心地よく、何度も噛むことで満腹感が得られるので、ダイエットに効果的です。栄養価も非常に高く、白米に比べ、下記の様な成分があります。

・食物繊維:   6倍
・ビタミンE:   14倍
・ビタミンB1:   5倍
・ビタミンB6:   4倍
・ナイアシン:    5倍

・鉄分:       3倍
・カリウム:     3倍
・マグネシウム:   5倍
・ギャバ:      3倍

このように大変栄養価に優れています。また、水につけておくことで簡単に発芽させることができ、購入すると値段の高い発芽玄米を作ることができます。発芽玄米は白米に比べ、ギャバが約9倍も含まれています。

玄米に含まれるフィチン酸の働きにより、糖を吸着して排出させます。その結果、血糖値、中性脂肪値が改善されます。また、フィチン酸は有害ミネラルも吸着し、排出させる働きもあります。イノシトールは抗脂肪肝ビタミンと言われ、肝臓の機能を改善する働きがあります。ギャバは脂肪を分解する効果があります。

発芽玄米は、タッパーなどに玄米を水に1日~3日浸していればできあがります。水は6~8時間おきに取り替えるのですが、24時間つけっぱなしでも、問題なく炊けます。炊く際は水を取り替える必要があります。本来は30度のぬるま湯に浸すのですが、常温の水でも大丈夫のようです。浸す時間は時期や、玄米の乾燥具合で異なります。

多くの書籍では、白米に、1割、2割、3割~・・・と、次第に玄米の割合を増やして、慣らすとありますが、いきなり玄米だけでも充分美味しいです。できればガスの炊飯器ですと、さらに美味しいように思います。白米の数倍の栄養価と満腹感、心地よい歯ごたえと甘味を楽しんで下さい。

精米前の玄米
精米直後の白米              精米前の玄米           30kgの自家製のお米 

 

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