プロテイン   

筋トレにはかかせないプロテイン

プロテイン

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トレーニング直後に必要なたんぱく質摂取に便利なプロテイン。

筋力トレーニングを始めると、必ず「プロテイン」という言葉を聞くようになります。筋肉を付ける為には筋肉の元となっているたんぱく質を取る必要があり、そのたんぱく質が吸収されやすいよう、長い間利用されてきたのがプロテインです。プロテインは日本語でたんぱく質。つまり、ただのたんぱく質と思ってよいでしょう。プロテインという横文字の響きがいかにも怪しげで、筋肉を増強させるステロイド剤と混合させてしまう方もいますが、全くの別物です。もちろんただ飲めば筋肉が付くという物でもありません。プロテインは余分な脂質などを取り除き、吸収しやすくするため粉末状にしたたんぱく質です。

人間は筋力トレーニングをして、筋繊維をわざと破壊し、なるべく30分以内にたんぱく質を取ると、筋繊維は修復され、以前よりも少し太い筋繊維になり、少しずつ筋肉が付いてきます。この時飲むのがプロテインです。筋肉の修復を早める為にアミノ酸を同時にとる人もいます。なぜ食事ではなく、プロテインを飲むのかと言うと、余分な炭水化物や脂質を取り除き、粉末状に加工してあるため、カロリーが少なく、吸収率も良い為です。 では食事ではいけないのか、と言うと、もちろん食事でも構いません。食事にたんぱく質が多く、野菜やごはん等とのバランスが良ければ、プロテインを飲む必要は無いでしょう。しかし、食事にたんぱく質が足りない時、食事を取るまで時間が空いてしまう場合、既に食事を取っていた場合など、プロテインを利用するとよいでしょう。

また、人間が一度に吸収するたんぱく質の量も考慮しなければなりません。人間は一度の食事で20~30グラムのたんぱく質しか吸収出来ないため、食事でそれ相当のたんぱく質を取ろうと思えば、当然30グラム以上のたんぱく質を取らなければならないのですが、全て吸収されるわけではありません。吸収できなかったたんぱく質は脂肪に変わってしまいますし、ごはんなどの炭水化物も、身体を動かすエネルギーや脳を働かせる糖質として利用されなかった分は、脂肪になってしまいます。そのような場合、減量しながら筋肉を付けたい時は、プロテインを利用すると便利です。

主にトレーニング直後に摂取し、食事にたんぱく質の少ない場合には、食事と一緒に摂取するのも良いでしょう。 しかしダイエットや、スタイルを美しくするという目的で筋力トレーニングをしている、という女性等は、普段の食事がたんぱく質が多めで、バランスがとれた食事が多く、トレーニング後に食事が取れるよう、計画的な生活が送れている場合は、無理にプロテインを取る必要はないでしょう。筋肉量が少ない方、筋肉をなるべく発達させたい方は、筋トレ直後にプロテインを取ると効果的です。味は昔に比べ少しはマシになってきましたが、しょせん粉末状に加工したたんぱく質ですので、たいして美味しくはありません。食事代わりになるような満足度はないので、あくまでトレーニング直後のたんぱく質補給と割り切りましょう。

食事でたんぱく質を取る場合は、肉全般。しかし減量もしたい方は、脂身の少ない部位、また多くのボディービルダーや格闘家、スポーツ選手が好んで食べる鶏のササミ、胸肉がお勧めです。さらに卵、牛乳、また、チーズなどの乳製品、魚、これらの動物性たんぱく質に加え、植物性たんぱく質では、納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品、とうもろこしもたんぱく質が多めです。これらを食事に加え、バランスよくたんぱく質を取りましょう。

プロテインの取りすぎには注意。

筋肉を作る為にはたんぱく質が必須。そのたんぱく質をとるためには肉や魚、卵などの食事を取ればよいのですが、プロテインを利用するときは注意が必要です。早く大きな筋肉にしたいと、沢山のプロテインを飲んでも、人間は一度に20~30グラムのたんぱく質しか吸収できませんので、吸収しきれないプロテインが脂肪になったり、腎臓を傷めてしまう場合があるからです。このたんぱく質の過剰摂取ですが、自分自身の経験ではなく、又聞きで大変申し訳ないのですが、柔道部の知人の友人が、練習後や筋トレ後に多目のプロテインを飲んで腎臓を傷めてしまいました。せっかくの便利なプロテインで腎臓を傷めたり、脂肪を付けてしまっては元も子もありません。 プロテインを購入すると、大抵は付属の専用スプーンが付いており、注意書きにスプーン何杯を入れて飲んで下さい。とありますので、それを守って摂取しましょう。

筋力トレーニング直後と、強度の高いトレーニングをした場合は就寝前にも量を厳守してプロテイン。食事では上記のようなたんぱく質をとり、筋肉を付けていくのが理想です。

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