L-カルニチン   

脂肪燃焼を促進するL-カルニチン

L-カルニチン

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加齢とともに減少していくL-カルニチン。若いうちは体内でも合成される成分です。

L-カルニチンは元々人間の体内で合成される成分で、二十歳を過ぎたあたりから少しずつ合成する力が衰えていき、50代を過ぎるとかなりのL-カルニチンが減少すると言われています。完全に検証されているわけでは無いようですが、L-カルニチンは脂肪酸などを脂肪を燃焼させるミトコンドリアに運ぶ性質があるようで、運動時に脂肪を燃焼させる働きがあると言われています。その為、ダイエットに関連付けて紹介されることが多くなり、ダイエットサプリメントとして認知されるようになりました。同じく脂肪を運動時に燃焼させやすくするアミノ酸と共に代表的なダイエットサプリメントです。しかし、あくまで「運動時」に脂肪の燃焼を促進する性質がある。と言われているだけで、飲むだけで脂肪が燃焼するわけではありません。尚、L-カルニチンは若いうちは人間の体内で合成される為、10代から20代前半の方は、効果は薄いのでないかと思われます。

また、L-カルニチンは食品にも含まれています。肉にはL-カルニチンが含まれていますが、豚肉、牛肉にはある程度のL-カルニチンが含まれているようです。特に多いのが羊の肉で、テレビや書籍で紹介されたこともあり、羊の肉=L-カルニチンを多く含む肉と認知されるようになりました。ここで注意が必要なのは、好きで羊の肉を食べるのなら問題ないのですが、L-カルニチンを取ろうとして羊の肉を食べる場合は、ラム肉(子羊の肉)より、マトン(成羊の肉)の方がL-カルニチンが多く含まれているということです。マトンは独特の臭みがあって、敬遠されていることもあり、日本では人気がないので、臭みの少ないラムの方が出回っているのですが、L-カルニチンを取りたい場合は、マトンを選ぶと良いでしょう。また青魚のカツオにも多くのL-カルニチンが含まれています。その為、若い方、肉やカツオをよく食べる方は、あえてサプリメントを取ることは無いでしょう。40代以上で運動不足の方、若くても極端な運動不足で肥満の方は、L-カルニチンのサプリメントを摂取して運動してみるのもよいでしょう。

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