テレビで紹介された中学の頃95kgあり、命の危険を指摘され、強制的に運動し減量(世界仰天ニュース)   

中学生の頃95kgありお医者さんが命の危険を指摘。強制的に運動し46kg減量した女性

中学生の頃95kgあった為、スポーツをする高校に行き強制的に運動し46kg減量した女性

当方はテレビでたまにあるダイエット挑戦企画や体験談が好きでよく観ます。参考になりますし、運動のモチベーションアップにもなります。そんなテレビで紹介されたダイエットの放送で面白かったものを紹介したいと思います。今回紹介するのは、「ザ!世界仰天ニュース」というテレビ番組で放送されたもので、「ザ!世界仰天ニュース 仰天チェンジスペシャル。高校を選んで仰天チェンジ まるで別人!巨漢少女のマル秘減量法!」として放送された回を紹介します。

岐阜県高山市に育った(M かなこ)さん。出生時の体重は2700gとほぼ標準の赤ちゃんでしたが、年を追うごとに身体はどんどん大きくなり、6歳で皆の倍近い30kgに。その後も体重は増える一方。実はかなこさんの両親は共働きだった為、夕食はいつもおばあちゃんが担当。このおばあちゃんが大のお肉と油料理好きです。孫が喜ぶような料理を選んで作っていたこともあったのでしょう。テーブルに並ぶ料理は全て高カロリーです。ごはんが大好物だったかなこさん、お肉や揚げ物などの美味しいおかずでどんどん食が進みます。

しかし高カロリーな食事を食べ続けた結果、小学校を卒業する頃には体重は60kgに。中学2年生の頃には80kgをオーバーしてしまいます。

とは言っても食べ盛りのかなこさん。朝から食欲旺盛で軽めのおかずでは物足りません。ボリュームのある朝食を平らげます。お昼ごはんは給食ですが、晩ご飯はお昼をあまり食べれないせいか、やはりボリュームのある食事です。お肉などの自分専用のおかずに加え、家族が食べる揚げ物などのおかずもほとんどかなこさんが平らげてしまいます。

その結果、体型はますますふくよかになってしまい、寒い冬でもかなこさんだけはコートいらず、同級生達が肌の乾燥でカサカサなると悩んでいるのに、かなこさんはカサカサ知らずで、1年を通していつも肌はテカテカと潤っていたといいます。

かなこさんはいつまでたっても食べ盛りで、さすがに両親も心配し始めます。中学3年生の頃で体重は95kgに。太りすぎの娘を心配し、両親が病院に連れていくと、お医者さんに太りすぎを指定され、「このままでは死んでしまう」と、なんと15歳にして命の危機に晒されてしまいます。さらに成人病の危険があると宣告されてしまいました。

さすがにかなこさんもこの言葉にショックを受け、痩せなければ死んでしまうのかと、深刻に受け止めます。

そして初めてのダイエットを決断。大盛り二杯だった朝食のごはんを、お茶碗半分に。厳しい食事制限をしますが、体重は簡単には減ってくれません。身体を動かすことも体育の授業以外はありません。なにか強制的に身体を動かす方法はないかと探し始め、ついに考えたのが、スポーツコースのある高校に進学することでした。スポーツコースとは、体育とは別にスポーツ専門の授業が組み込まれた形式の高校で、身体を動かさない日はありません。

これで強制的に身体を動かし、ダイエットを兼ねた授業を重ねたのです。時には一日中運動をし続けるハードな日もありますが、かなこさんは頑張ります。昼食はカロリーの少ないパンが一つで我慢。

日々の運動で全身は筋肉痛、過酷な生活にくじけそうな時もあったようですが、そんなかなこさんを支えたのは家族の存在です。油物だらけだった食事は、母と祖母が管理。また、効果的だったのが「かなこ、痩せたなあ」と声をかけてくれる優しい父親の存在です。家族の支えに励まされ、頑張ることができたといいます。

そしてかなこさんは大変身を遂げます。
95kgあった体重は49kgに。46kgの減量に成功します。
倍近くダイエットしたかなこさんは完全に別人にしかみえません。背が高い方なのでしょうか、細すぎるのではという感じすらします。

昔を振り返るとかなこさんは、みんなが涼しい場所にいる時でも自分一人だけ汗をかいていたりと、太っていた頃のことを懐かしみます。しかし痩せたことで悩みもあるようで、二の腕や首の辺りなど、身体の各所に一見わからないのですが、太っていた頃の皮が余っているということです。ひっぱってみると余った皮が伸びて、確かに余った皮が確認できます。その為、現在でも身体を引き締めるために運動を続けているということです。

かなこさんの例は、子供の頃からの暴食で太ってしまい、中学の終わり頃にお医者さんに命の危険までを指摘され、高校進学時からスポーツコースの学校を選び、運動と食事制限を合わせてダイエットを成功させるというもので、十代の方でダイエットにお悩みの方は参考になるのではないでしょうか。

運動を強制的に行う為に、スポーツコースのある高校を選ぶというのが凄い所でしょうか。家族のサポートも、モチベーションを保つために大きな助けになっているようでした。強制的な運動ができる環境、助けてくれる家族等、全ての方がこのような好条件に恵まれるわけではないかしれませんが、行なっていることは、運動と食事制限というダイエットの王道です。奇をてらったダイエットではなく、ダイエットの基本を忠実に行い、見事な成果を上げているという点では、地道に運動と食事制限をされている方には励みになるのではないでしょうか。

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