有酸素運動と無酸素運動。

有酸素運動と無酸素運動

有酸素運動について

有酸素運動は脂肪を燃やしてくれる運動です。ダイエットと言えば、まず有酸素運動を思いつきます。数年前までは20分以上運動しないと、脂肪は燃焼されないと言われていましたが、現在では10分や20分の運動でも、脂肪は燃焼されていると言われています。ただ20分程経った頃から、順調に脂肪を燃焼してくれるので、なるべく20分以上の運動で、より多く脂肪を燃やしたいところです。生活サイクルにより、30分、1時間とウォーキングやジョギングの時間が取れない人でも、15分、20分でもよいので有酸素運動を行いましょう。何もしないよりははるかに有効です。朝15分、夜15分等、何度かに別けて有酸素運動を行うのも効果的です。

代表的な運動は、散歩やジョギング、サイクリングに水泳などで、ジョギングより散歩。というよりも、早歩きが非効率的な動きで、消費カロリーも高く、長続きしやすいです。サイクリングは膝が痛い人には有効です。これは通行量が少なく、しっかりと車道と歩道の別れた、安全なサイクリングコースがないと難しいかもしれませんが、ジョギングや早歩きに比べスピード感が全く違うので、とても気持ち良く、天気の良い日などはいつまでも走っていたい気分になれます。水泳は全身の筋肉を使い、とても優れた有酸素運動です。なかなか泳げる施設が無いので、誰でも気楽にといかないのが残念です。

ところで有酸素運動は、ある程度基礎代謝の高い人は、順調にカロリーを消費してくれるのですが、基礎代謝の低い人は、なかなか結果が出ないようです。有酸素運動でも筋肉は付きますが、意図的に筋肉に負荷をかけた筋力トレーニングのように、筋肉が付くわけではありませんから、大幅に基礎代謝が上がるわけではありません。筋トレで基礎代謝を上げて有酸素運動を行い、より多くのエネルギーを使いましょう。

意外と危険な有酸素運動の注意点

【シューズ】
散歩やジョギングをする人は、服装はどんな安物のボロでも良いので、シューズだけは値段の高いクッションの効いたジョギング(ランニング)専用のシューズを買いましょう。詳しい店員さんを呼び、図々しく何足も履いて、自分に合った物を購入します。自分も経験していますが、底の薄いシューズと、クッションの効いたシューズでは、膝にかかる負担が全然違います。膝を痛めない為にもシューズだけは良い物を履きましょう。自分はクッションの効いたシューズに、さらにクッション性のある靴底を履いています。底の浅いシューズに比べて明らかに膝と足首にかかる負担の違いが体感できます。

【ウェア】
服装はどんな安物のボロでも良い。と言いましたが、明け方や夕方、夜に散歩やジョギングをする人は、色にだけには注意して下さい。真っ白なウェアで、反射材も付けましょう。たすき型の反射材は安く購入出来ます。上下真っ黒のジャージ等は非常に危険です。車を運転する人は経験があるかもしれませんが、街灯があっても、暗い服装を着た人に気づかなくて、「ハッ」とすることがあります。白く明るい服装に、反射材も忘れずに!

無酸素運動について

無酸素運動は筋肉やスタミナを付ける運動です。主に糖質をエネルギーにします。先にジョギングやサイクリングは、有酸素運動と言いましたが、これらはダッシュをしたり、坂道を全力で漕いだりする事で、筋肉やスタミナを付ける事が出来る万能の運動です。筋トレが苦手な人は是非取り入れてみましょう。

筋力トレーニングは無酸素運動になります。筋トレは体型を美しく、カッコよくし、基礎代謝を増やしてくれますが、脂肪の燃焼は有酸素運動程ではありません。ジョギングや早歩きが苦手な人や、時間の無い人は、かなりハードになってしまいますが、筋トレのセット間の休憩と、他の種目に移る間の時間を少なくすることで、多くの脂肪の燃焼させることが出来ます。有酸素・無酸素運動をバランスよく行い、美しく、カッコいいカラダを手に入れましょう。

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