皇潤 (トップページ) > 腹筋や背筋で腰痛対策。
腰の痛みは腹筋や背筋の筋肉を付けることで軽減出来る場合があり、腰痛対策にも なります。椎間板ヘルニア等の腰痛で病院に治療に行っても、腹筋、背筋を鍛えることを 勧められます。トレーニングジムでトレーナーに指導を受けながら、器具を使い鍛えると 効率的でしょうが、ジムにわざわざ足を運ぶのを躊躇される方も多いでしょう。 また、時間も拘束され、お金もかかります。もちろんジムに通える環境の人は見学から はじめ、自分に合っていれば腰痛の件を伝え、トレーニングを行うのが適切に鍛える 早道です。しかし自宅でも鍛えることができるのが腹筋と背筋です。しっかりと筋肉を付け、 腰の痛みの軽減、腰痛自体の防止に役立てましょう。
腹筋と一言で言っても多くの部位があります。一般的に腹直筋と呼ばれる大きな筋肉を 腹筋と呼びますが、闇雲に鍛えればいいわけではありません。よくわからないまま腹筋運動を 行うと、腰を痛めてしまう場合があるのです。仰向けになり、膝を曲げ、上体を起こす クランチと呼ばれる一般的な腹筋運動。これは悪いわけではありませんが、腰が悪い方には 負担になってしまう場合があります。実は腹筋というのは可動範囲が少ない運動でも かなり鍛えることができるのです。このクランチを行う場合、上体を起こして下ろす際、 床に背中が付くまで降ろさず、お腹を触りながら、少しずつ下ろし、腹筋に効いている 場所で途中で止め、そこからまた上体を起こします。可動範囲は狭いですが、ゆっくり行うことで 十分腹筋に効かせることができます。これを「きつくてもうできない」という回数まで行い、 できれば3セット行います。腹筋は回復が早く、毎日、もしくは2日おきに行うとよいでしょう。
次に背筋を鍛えます。腹ばいになり、両手両足を上げ、ゆっくりと負荷を感じるように下ろします。 これを繰り返すのですが、腰の悪い方は、あまり上げすぎず、わずかに上げる程度でもよいです。 上げた手足はゆっくりと下ろすことで負荷を強めることがコツです。これが難しい人はバランスボール を利用するとよいでしょう。バランスボールをお腹にあてるように腹ばいになり、両手を床について バランスをとり、両足を上げてゆっくり下ろします。こちらは負荷を感じやすく、鍛え安い背筋運動です。 これもきつくなる回数を行い、3セット行います。トレーニング後に牛乳や豆乳等、タンパク質を含む ものをとると効果的に筋肉がついていきます。プロテインを飲んでも良いですし、食事前に行うと 食事がそのまま筋肉になります。その際、お肉や魚等のタンパク質を含んだ品があるとよいでしょう。 これらは単に腰痛対策だけでなく、体幹を鍛え、ダイエット効果もありますし、お金もかかりません。 腰の痛みに悩む方、腰痛になりにくい体を作りたい方にお勧めのトレーニングです。